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プレスリリース

2004年06月07日
株式会社エンドレスネット

ワンランク上の安全性を、月額2,980円から
『ルミーズ』「MasterCard(R) SecureCode(TM)」への対応開始のお知らせ

株式会社エンドレスネット(本社:長野県佐久市 代表取締役:戸田一行 以下、「エンドレスネット」)は、同社が展開するクレジットカード決済サービス 「ルミーズ」(以下、「ルミーズ」(注1))において、日本信販株式会社(本社:東京都文京区 代表取締役: 大森一廣 以下、「日本信販」)との提携により、インターネット上でのクレジットカードを使ったショッピングに必要な安全性を提供する最新のカード会員の本人認証技術「3-Dセキュア(注2)」を組み込んだ、マスターカード・インタナショナル開発のグローバル・セキュリティ・プログラム「MasterCard(R) SecureCode(TM)(マスターカード・セキュアコード:注3)」に対応し、本日より既存並びに、新規加盟店様へのサービス提供を開始しましたので、発表させて頂きます。

クレジットカード決済における不正利用対策の重要性
  社団法人日本クレジット産業協会発表、平成15年度のクレジットカードの不正使用被害総額は271億円に達し、前年度に比べ微減したものの、平成11年度以来の高水準が続いており、引き続き、カード犯罪などへの対応が急務となっております。
現在のカード決済は、インターネット上でEC(電子商取引)サイトを開設される際の手軽な決済手段として利用できる反面、「なりすまし」などの不正利用による被害の不安にさらされています。
エンドレスネットでは、日増しに高まる不正利用の危険性に対して、より安全で利用しやすいクレジットカード決済を実現するため、この度、日本信販との提携により「MasterCard(R) SecureCode(TM)」を導入することと致しました。

「MasterCard(R) SecureCode(TM)」とは・・・
  「MasterCard(R) SecureCode(TM)」は、今日のeコマースにおいて急務とされる、「カードホルダー(カード所有者)が、オンライン・ショッピングの安全性に対して抱く不安」と「オンライン・ショップでの支払いの安全性強化に対するニーズ」という2つの重要な課題を解消すると共に、全世界的なクレジットカードブランドであるMasterCard(マスターカード)とMaestro(マエストロ)に対応した、オンライン取引上の高い安全性を提供するグローバル・セキュリティ・プログラムとして、世界の多くの国や地域で支持されています。

本サービスに対応済みの加盟店でショッピングをされる消費者様は、これまでのカード情報に加え、事前に消費者様ご自身がカード会社に登録した専用のパスワード(SecureCode(TM))を入力します。「SecureCode(TM)」は、消費者様ご自身が契約するカード発行会社によって管理され、お買い物先である加盟店も含め、第三者に知られることは決してありません。
これによって、カード所有者であるご本人様だけが、お手元のカードをインターネット上で利用できるようになり、実在の店舗でカードを利用した時と同じ「安全性」が保証されるようになります。
また、カード決済を取り扱われるECサイト側では、これまでは、カード保有者がカード会社に対して購入を否認した場合、カード会社より、売上金額の差戻し(チャージバック(支払拒否))が行われておりましたが、「MasterCard(R) SecureCode(TM)」の導入により、このような被害が発生した場合でも、差戻し請求は行われなくなり、不正利用のリスクを回避できるようになります。(※一部のマスターカードは、除きます。)

「ルミーズ」での対応
  「ルミーズ」では、2004年2月より、「MasterCard(R) SecureCode(TM)」と同様のセキュリティ対応本人確認スキームである、ビザ・インターナショナル開発の「VISA認証サービス」への対応を実施済みです。
「MasterCard(R) SecureCode(TM)」も、既に提供中の「VISA認証サービス」同様、月額2,980円から利用できる「ライト・プラン」の他、「スタンダード・プラン」・「デベロップメント・プラン」の各料金プランで、『追加料金なし』の標準サポートサービスとしてご提供します。
これにより、これらの料金プランへのご加入で、ご利用にかかる条件がクリアされた加盟店様では、国際的なカードブランド「VISA」と「MasterCard」双方でセキュリティ対応のカード決済サービスがご利用いただけるようになりました。

今後、エンドレスネットは、本サービスを、大手法人様から個人事業主の皆さままで、あらゆるEC事業者様にアピールし、2004年度末までに1000店舗へのサービス提供を目標として、拡販してまいります。

詳細情報は、次の通りです。
「MasterCard(R) SecureCode(TM)」対応スケジュールについて
 
・対象プラン 「ライト・プラン」、「スタンダード・プラン」、「デベロップメント・プラン」
※「スーパーバリュープラン」は適用対象外です。
・サービス提供開始予定日 :2004年 6月 7日(月)
・料金体系 :現行プランの料金体系で、そのままご利用頂けます。
(初期費用 29,800円~ 月額基本料金 2,980円~)
ご利用の条件
  「MasterCard(R) SecureCode(TM)」対応の決済サービスの提供を受けるためには、日本信販の加盟店登録審査の了承を得るか、若しくは日本信販と直接契約(「通信販売加盟店契約」)を結んで頂くことが条件となります。
売上差戻し(チャージバック)が発生しなくなるカード会社
  「MasterCard」のロゴが印刷されているカードで適用となります。なお、「Visa」のロゴが印刷されているカードは、既に導入済みとなっています「Visa認証サービス」で適用となります。
また今後、「JCB」での対応が予定されておりますが、対応前の売上決済につきましては、チャージバックの対象となります。
ご参考資料とURLのご案内
 
・「ルミーズ」ホームページ https://www.remise.co.jp/
・日本信販株式会社ホームページ http://www.nicos.co.jp/
・マスターカード・インタナショナル
「MasterCard(R) SecureCode(TM)」
http://www.mastercard.com/jp/cardholderservices/
securecode/

以 上

注1:「ルミーズ」
2001年6月に、株式会社エンドレスネットがサービス提供を開始した、クレジットカード等による代金回収・会費徴収などの『代金決済』を可能にする「EC決済サービス」です。食料品・家電製品などの物品から、ネット上のサービス提供、コンテンツ等の配信まで、幅広い分野のWebショップ・会員制サイトなどでのご採用を頂いております。また、「クレジットカード」以外にも、「コンビニ決済」・「ECクレジット」など、用途や顧客層に応じた決済方法も取り揃え、総合的な決済ソリューションをご提案・ご提供致しております。
注2:「3-Dセキュア」
ビザ・インターナショナル社が開発した、インターネット上でのクレジットカード決済用プロトコルです。クレジットカード情報(カード番号・有効期限など)と、カード会社に登録したパスワードの入力を合わせて行うこと、カードの他人使用を未然に防止することができます。3-Dセキュアの利用にあたって、ユーザーは、特別なソフトウェアなどを必要としないため、簡単に利用でき、また、ECサイト側も「なりすまし」などによる被害のリスクを回避できます。現在、3-Dセキュアに準拠する決済アプリケーションの構築を、Visa、MasterCard、JCBが進めております。
注3:「MasterCard(R) SecureCode(TM)(マスターカード・セキュアコード)」
ビザ・インターナショナル社が開発したインターネット決済のセキュリティ・プロトコル「3-Dセキュア」に基づいて、マスターカード・インタナショナル社が開発したグローバル・セキュリティ・プログラムです。インターネット決済においてカード発行会社がカード会員の本人認証を行うことができるサービスで、カード会員にとっては最新のカード不正使用防止策となります。現在、海外では、北米大陸を中心に既に商用化されおり、日本においても、昨年10月より国内カード会社11社を中心に商用サービスを開始しております。

※「ルミーズ(Remise)」は、株式会社エンドレスネットの登録商標です。また、記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。

■ 本リリースについてのお問い合わせ受付
株式会社エンドレスネット IS事業部 担当者 : 佐藤・村澤
e-mail:pr@remise.jp
日本信販株式会社 広報部
担当者:佐藤
Tel: 03-3817-1094

■ ルミーズについての一般お問い合わせ窓口
株式会社エンドレスネット IS事業部
「ルミーズ・カスタマーサポートセンター」
e-mail:info@remise.jp
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